
シャワーした時のこと覚えてる?

…思い出したくないにゃ

どんな気持ちだったのか聞かせて?
「猫にシャワーをするって決めたけど、怖がらないかな…?」
「ストレスにはならないのかな?」
など、シャワーをしようと決めたものの、実際やろうとすると色々と不安なことが頭をよぎりませんか?
今回は、💩が毛に絡んでしまい、急きょシャワーすることになった我が家のマンチカン『うに』。
そのときの様子を、次の3つに分けてご紹介します!
- シャワー
- 乾燥
- その後のケア
「怖がる?暴れる?終わったあと避けられる?」
そんな不安をお持ちの方のために、我が家のリアルをお伝えできればと思います!
これから、愛猫にシャワーをしようとしている方の安心材料になればうれしいです。
うに、緊急シャワー決定
我が家では2ヶ月に1回を目安に『うに』にシャワーをしています。
1ヶ月ほど前にシャワーをしたばかりでしたが、今回は緊急事態。
そうも言ってられなくなってしまいました。
なんと、いつものトイレのあとに、お尻に💩がべったりとついていたのです。
しかも毛にしっかり絡みついていて、もうウェットティッシュで拭くだけではとても対処しきれない状態。
本人も不快そうで、なんとか拭き取ろうと試みたものの、ものすごい勢いで抵抗されてしまいました。
汚れている以外に、体調面は問題なさそうで、いつも通りの元気さ加減だったので、「これはもう洗うしかない」と判断。
急きょシャワーに踏み切ることになりました。

なんかずっと臭かったにゃ…
シャワー前〜浴室パトロールまで
どこに行ってもついてくる『うに』。
その特性を利用して、まんまと浴室まで誘導しました(笑)
何度か酷い目に遭った場所のはずですが、すっかり忘れてパトロール開始。
尻尾を”ピン”と立て、浴槽の縁に”ぴょんっ”と飛び乗り、鼻先を”ピクピク”させながら匂いを確認し、まさに「探検モード全開!」といった様子でした。
普段は中々入れないところだからか、テンションが上がっていたのかもしれません。
しかし、浴室のドアが閉まったその瞬間に、うにの様子は一変しました。
「?!」と頭の上に浮かんでいるかのような表情を浮かべて、出口を確認。
そのまま静かに出口に向かって歩み寄ると、まるで、人のように縋りつくようなポーズで立ち上がり、こちらをじっと見上げてきました。
「閉じ込めたの?出してくれるよね?」と言わんばかりの表情です。

——このとき、うには思い出したのかもしれません。
あの日、味わった恐怖の記憶を。
シャワースタート!そのとき『うに』は…?
うにの「出して!」というアピールも虚しく、無慈悲にもシャワータイムはスタート(笑)
シャワーを流すと、濡れない場所を求めて浴室の中をうろうろと歩き回り始めました。
こちらを見て鳴くことも、抗議することもありません。
ただ、ひたすら「ここから出たい…」という想いだけが全身からにじみ出ているようでした。
そして、シャワーをかけ始めると、『うに』はとうとう完全に固まってしまいました。
逃げようとする素振りもなくなり、虚空を見つめたまま、微動だにせず。
正直「これ、大丈夫かな…?」と心配になってしまうほどでした。
もちろん、シャワーをするときには水温や水圧など様々なことを気をつけていました。
失敗談:タオルドライは大暴れ
なんとか、シャワータイムを終えた『うに』。
洗い終えた後は、タオルドライ!…のはずでしたが、ここでハプニング。
浴室にタオルを持ち込むのを忘れていました。
仕方なく出口を開けたその瞬間、目にも止まらぬ速さで、浴室から脱走。
あちこち逃げ回られて、部屋中がびしょびしょに…

なんとか追いかけて拭こうとするも、警戒心MAXの『うに』。
タオルを近づけた瞬間、滅多にしない「シャー!!」を2連発されてしまいました(笑)
少し落ち着くのを待って、背後からそっと包み込むようにしてなんとかタオルドライに成功。
滴らない程度まで水気を吸って終了としました。

本当に大変だったので、シャワーをするときは、
タオルを浴室に持ち込むことを強くオススメします!
ドライヤーは…意外とすんなり?
タオルドライ後は、『うに』にサークルに入ってもらい、ドライヤーで乾かし始めました。

初めてのときは風なのか音なのか、とにかく何かを怖がり、サークル内をうろうろ逃げ回っていたのを覚えています。
それが今では、すっかり慣れたようで、バリバリボウルの上で香箱座りをキメたまま、静かに風を受け入れてくれました。
とはいえ、じっとしている間も、目線はずっとドライヤーを追っている様子でした。
「それ以上こっちに来るなよ…」という、ささやかな牽制のつもりだったのでしょうか(笑)

なんか慣れたにゃ
ご褒美タイムで仲直り
無事にシャワーとドライヤーを終えて開放された、『うに』。
けれども、これで全てが終わったわけではありません。
嫌な思いばかりをさせてしまったからか、近づこうとすると「スッ」と距離を取られてしまいました。
明らかに「近づくな!」という空気をまとっており、尻尾をブンブンと振って全力で拒否(笑)
今度は飼い主がダメージを受けそうになりましたが、ここで”ある秘策”を発動。
大好物のおやつ「乾燥ささみ」で機嫌をとることにしました。
乾燥ささみの袋を取り出す音が聞こえると、さっきまでの態度はどこへやら。
「早くちょ〜だい!」と言わんばかりに飼い主の足元をホールド。
中身を取り出して差し出すと、目をまんまるに開いてペロリと完食。
その後は、なでなでやマッサージもいつも通り受け入れてくれるようになりました。
なんとも切り替えの早いお嬢様でいつも助かっています(笑)

嫌なこといっぱいだったにゃ!
もっとよこせにゃ!
まとめ:怖がってたけど、なんとかなりました
猫にシャワーをするとき、「嫌がらないかな?」「ストレスにならないかな?」と不安になるのは、どの飼い主さんも同じだと思います。
『うに』だって、シャワー中は固まってしまったり、タオルドライでは逃げ回ったりと、やっぱり大変なことはいっぱいです。
でも、愛猫のことを思って丁寧にケアしていれば、信頼関係だって守れるはずです!
実際、『うに』も毎回嫌がるし、終わった直後は避けられたりもします。
それでも、しっかりケアをしてあげると、元通りに甘えてきてくれるようになります。
大変なケアではあるけれど、それでもシャワー後のスッキリした姿を見ると、頑張ってよかったと思えます!
『うに』との体験が「やってみよう!」と踏み出すきっかけになれたらうれしいです!
以上、うにの飼い主せな&ぽなでした!

いっぱい思い出したにゃ
頑張ったからおやつくれにゃ

うにちゃん、食べ過ぎだよぉ
今日はもう終わり!ね?

シャワー頑張ったのに!にゃんでー!!
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