
クシュン!

大丈夫?!
空気の乾燥は、人間だけでなく猫の健康にも影響を及ぼします。
うにも12月の中頃に突然咳やくしゃみをするようになりました。
すぐに動物病院に連れていき、
- エアコンの風向きを変えてみる
- 部屋をこまめに掃除する
- 湿度を40%〜60%に保つ
と改善するかもとアドバイスをいただけました。
暖房使用時は湿度が30%を切ることもあるので、加湿器による対策をしようと思い、見つけたのが「SwitchBot 気化式加湿器」でした。

SwitchBot 気化式加湿器

気化式の加湿力は他のタイプと比べると弱いので心配でしたが、湿度は40%を上回り、無事に部屋の環境は改善されました!
本記事では、冬の乾燥が猫の健康に与える影響と、その対策に「SwitchBot 気化式加湿器」を購入した理由と使用感についてご紹介します!
猫と冬の乾燥問題:なぜ加湿が必要なのか?
冬の乾燥は、猫の健康にさまざまな影響を与えます。
健康トラブル | 問題点 |
---|---|
呼吸器系の問題 | – 咳・くしゃみ・鼻詰まりの原因になる – 感染症のリスク増加 – 悪化すると肺炎や気管支炎になってしまう |
飲水量の減少 | – 喉の渇きを感じにくくなり、水を飲まなくなる – 脱水症状や尿路結石の原因になる – 腎臓への負担が増える |
皮膚トラブル | – 肉球がカサつきひび割れの原因になる – 痒みやふけの原因になる |
静電気の発生 | – 毛が絡まりやすく、ブラッシングを嫌がりやすくなる – 触れ合うときに静電気が走りやすくなる |
「咳やくしゃみが続いてて、検査すると肺炎だった。」ということもあると、動物病院で聞きました。
そうなる前に動物病院で相談し、できる対策をしてあげましょう!
【比較表あり】猫におすすめの加湿器はどれ?冬の乾燥対策
まず、加湿器には大きく3種類のタイプがあることをご存知でしょうか?
超音波式、スチーム(加熱)式、気化式の3つがあり、それぞれの特徴を簡単にまとめておきました!
超音波式 | スチーム式 | 気化式 | |
---|---|---|---|
価格帯 | 安価~中価格帯 | 中価格帯~高価 | 中価格帯 |
加湿力 | 高い | 非常に高い | 中程度 |
菌・カビの発生しやすさ | 発生しやすい | 発生しにくい | 発生しにくい |
手入れのしやすさ | 頻繁な清掃が必要 | 比較的簡単 | こまめなフィルター清掃が必要 |
電気代 | 低い | 高い | 低い |
メリット | – 本体価格が安い – 消費電力が少ない – ミストの見た目が楽しめる | – 熱で殺菌できるため衛生的 – 加湿スピードが速い | – 消費電力が低い – 菌やカビが繁殖しにくい – 安全性が高い |
デメリット | – 雑菌を噴霧す可能性がある | – 消費電力が高い – 噴出口が熱く火傷の危険性がある | – 加湿スピードが遅め |
実は、うにを迎える前からスチーム式も超音波式も使っていましたが、火傷の危険性や雑菌の繁殖拡散を考慮し、使うことを断念しました。
結果、消去法的に加湿力は低くても熱の心配がなく、雑菌も超音波式と比べて発生しにくい「気化式の加湿器」を購入することにしました。
「SwitchBot 気化式加湿器」の特徴5選!
- フィルター自動乾燥機能によりカビや菌の繁殖を抑制
- 加熱せずに加湿ができるので、猫がいても安全
- タンクの水がなくなると自動で電源オフになり、フィルター自動乾燥機能が動作する
- SwitchBotハブや音湿度計と連携して、スマートホーム家電として使える
- 運転モードを変更すれば睡眠時など静音性が保てる
様々なメーカーの気化式加湿器がありますが、既にSwitchBot製品によるスマートホーム化を進めていたことから、この「SwitchBot 気化式加湿器」の購入を決めました。
また、スマートホーム家電としての要素だけでなく、
- 最大21帖の範囲の加湿範囲
- 連続稼働可能時間が最大で22.5時間
と、加湿器として十分な機能も持っています。
ただし、湿度を30%台から45%程度にするような使い方の場合、9時間程度でタンクが空になります。
運転モード次第で連続稼働可能時間が大きく前後することには注意しましょう。
「SwitchBot 気化式加湿器」を実際に使ってみて
「SwitchBot 気化式加湿器」の使用感
- 部屋の広さ:1LDK
- 使用している部屋:リビングダイニング(約12帖)
こんな環境で10月終わりから3月終わりまでの約半年ほぼ毎日使っていました。
前述しましたが、加湿器によって部屋の湿度は30%前後から45%前後になりました!
湿度50%ほどになることを期待していましたが、動物病院でも「湿度が40%を超えているなら、十分」
という言葉をいただいていたので、及第点はクリアしたと考えています。
咳やくしゃみは残念ながら完全に治るということはなく、マシにはなったかな?と思う程度でした。
それでも、感染症や肺炎などの様々な健康被害のリスクを下げられたで、買ってよかったと思っています!
「SwitchBot 気化式加湿器」の設置
- うにがよく寝る・いるところに直接風が当たらない
- うにの運動の邪魔にならない
- 加湿効率を考えてできるだけ部屋の真ん中に
私たちは加湿器を設置する際、上記3つの観点を意識しました。
うにがぶつかると怪我や加湿器の故障の原因になってしまうので、普段、どこを通っているか・走っているかを考えて加湿器の設置場所を決めました。
ただし、設置場所が壁に近すぎると、壁にシミやカビが発生する原因になるので、少なくとも30cm程度は壁から離しておきましょう。
スマートホーム化と私たちの使い方
0からスマートホーム化を目指す場合、加湿器本体の費用だけでなく、周辺機器が必要となるので、その分費用が上がってしまいます。
それでも、QOLが上がること間違いなしなので、スマートホーム化をおすすめしたいです!
もし、0からスマートホーム化を進めていく場合、SwitchBot ハブ2の購入をおすすめします!
SwitchBot ハブ2はスマホと家電の中継機になり、かつ音湿度計の機能も兼ね備えています。
また、これ1台で赤外線リモコンで扱う家電のほとんどを、スマホから操作できるようになるので後悔はしないと思います!
ただし、これらの話は家にWi-Fi環境がある前提となりますので、ネット環境をスマホのテザリングで構築している場合には使えないことには注意してください!
これらを組み合わせて、私たちが普段加湿器をどう使っているのかを紹介しておきます!
- 自動湿度調整
- 朝・昼・夕方と8時間おきに自動で電源を切る
- 電源オフによりフィルターが自動乾燥(1時間30分程度)機能が働く
- 乾燥終了後、部屋の湿度が40%を下回ったタイミングで、再び電源をオン
- 就寝時におやすみモードに自動変更
たったこれだけです。
たいしたことをしていないように思えるかもしれませんが、いちいちボタンを押す煩わしさから解放されてQOLは間違いなく上がりました!
「SwitchBot 気化式加湿器」の手入れ
「SwitchBot 気化式加湿器」は各パーツを取り外して、丸洗いすることができます。
また、フィルターの手入れの時期はアプリ内もしくは本体のインジケーターで確認できます。


フィルターの手入れの後は、インジケーター隣のリセットボタンか、アプリ内でフィルターの使用時間のリセットも忘れずに行いましょう!
ただし、フィルターの手入れについては気になることがあるので、購入を考えている方はそちらも必ず読んでほしいです。
ここが惜しいよ「SwitchBot 気化式加湿器」
ここまで誉めてきましたが、気になるところもあります。
正直に、それらも紹介しておきます。
フィルター乾燥中の生乾き臭
加湿器を使い始めた頃は特に気にすることもなく普通に使えていましたが、ある日突然、フィルター乾燥中に強烈な生乾きの臭いがしてきました。
フィルターの手入れを忘れたのかと思い、アプリで確認すると、まだ手入れの時期まで120時間以上余裕があるタイミングでした。
すぐに、フィルターを取り出して、洗濯機で洗い乾燥させてから再度使い始めましたが、またもや、手入れの時期がくるよりも早くフィルター乾燥中に臭いがしてきました。
フィルターを酸素系漂白剤で洗うと、少しは長く持ちますが、それでも、手入れの時期よりも早く臭いがしてくることは改善されませんでした。
もちろん、説明書にある通りの使い方をしており、問い合わせもしましたが、原因はわからずじまいでした。
仕方なく、交換用のフィルターを購入し、2枚のフィルターをほぼ毎日取り替えて使うことで対処しました。
また、水受けに溜まっている水も毎日1回は全て捨てて、しっかり乾燥させるようにしています。
水受けも定期的に乾燥させないと、ぬめりが発生し、菌を部屋にばら撒くことになるので注意しましょう。
水入れタンクの構造
タンクを加湿器にセットした後、フタをタンクに取り付けるようになっていますが、取り付けるというよりも載せるだけの構造になっています。
うにだけなのかもしれませんが、なぜかタンクの中が気になるようで、よくフタを外されてしまいます。
そして、好き放題にされます…

もう少しフタを外されにくい形状にしてくれると嬉しいので、SwitchBotさん!ぜひ!よろしくお願いします!
まとめ:SwitchBot 気化式加湿器は猫と暮らす冬に最適!
以上が、我が家で実践している冬の乾燥対策の1つになります!
最後に、もう一度おさらいしておきます!
- 咳やくしゃみが増え、気管支炎や肺炎につながる
- 肉球、皮膚が乾燥し、痒みなどから皮膚疾患につながる
- 水を飲む量が減り、腎臓へのダメージが増えてしまう
私たちは湿度を40%以上に保つために、「SwitchBot 気化式加湿器」を使っています!
- 低温加湿で猫に安全
- 雑菌が繁殖しにくい
- スマートホーム家電として優秀
- こまめな手入れが必要
冬の乾燥が気になる方はぜひ「SwitchBot 気化式加湿器」を導入し、スマートホーム化を進めてみてください!
他にできる冬の乾燥対策には、
- 肉球クリームによる肉球ケア
- 水飲み場を複数用意し、1日3回(朝・夕・晩)水を交換
などがあります。
これらの対策と組み合わせて、猫の健康を守っていきましょう!
以上、うにぱぱせなとうにままぽなでした。

もう病院はこりごりにゃ…

SwitchBot 気化式加湿器


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