
うっ!

え、毛玉?
猫と暮らしていると避けて通れないのが「換毛期」。
特に春の換毛期は、抜け毛の量がぐっと増えて、飼い主にとっても猫にとっても大変な季節です。
なぜなら、抜け毛は部屋中に舞うだけでなく、毛玉として猫が吐いてしまうこともあるからです。
我が家の長毛マンチカン「うに」も例外ではありません。
うには普段あまり毛玉を吐かない猫なのですが、春の換毛期に入り、すでに2回吐いてしまっています。
そこで我が家では、
- ブラッシングの回数を増やす
- 掃除の頻度を上げる
- シャンプー、シャワーをする
- 毛玉対策用のフードを食べさせる
など、換毛期の毛玉対策を強化しました!
この記事では、私たちがうにに対して実際にやって、効果を感じた「換毛期の抜け毛&毛玉対策」を詳しくご紹介します!
春の換毛期に入り、愛猫の吐く回数が増えて悩んでいる飼い主さんのヒントになれば幸いです!
換毛期の時期は?どれくらい大変?
猫の換毛期は、一般的に春(3〜5月)と秋(9〜11月)の年2回訪れます。
特に春の換毛期は「冬毛から夏毛へ」と大きく切り替わるため、抜け毛の量が一気に増えるのが特徴です。
この時期は、部屋中に舞う毛や服につく毛だけでなく、猫が自分で毛づくろいしたときに飲み込んでしまう毛も多くなってしまいます。
その結果、
- 吐く回数が増える
- 胃腸に負担がかかる(腸閉塞になることも)
など、さまざまな健康被害をもたらすため、注意が必要です。
我が家のうには長毛猫なこともあり、抜け毛の量はかなりのものになっています。
これまではあまり毛玉を吐くことがなかったうにですが、春の換毛期が始まってからすでに2回ほど、毛玉を吐いてしまっています。
「毎日ブラッシングをしていてもこんなに吐くの?」と不安になったことをきっかけに、換毛期対策を1から見直しました!
- 抜け毛を減らすこと
- 毛玉を吐かせないこと
- 掃除で環境を整えること
この3つが達成できるように何をすればいいのかを考えて日々奮闘しています!
抜け毛・毛玉を減らすためにやっていること
毛玉を吐く回数が増えたうにの様子を見て、最初に見直したのが日々のケア習慣です。
「抜け毛を飲み込ませないこと」が毛玉対策への第一歩となると考えました。
そこで我が家では次の2つのケアを強化しました。
毎日のブラッシングを“1日2回”に
これまでは夜の1回だけだったブラッシングを、朝と夜の1日2回に変更しました。
夜にブラッシングをし部屋の掃除をしても、朝になると部屋に毛が舞っていること多かったからです。
ブラッシングは頭や背中から始め、毛の絡みやすい首まわりやお腹、後ろ脚のつけ根あたりの順で行なっています。
ただし、うにがブラッシングを嫌がるときには、すぐに中断しています。
理由は、歯ブラシの習慣づけの時と同じで、ブラッシングを嫌なものだと認識させたくないからです。
まずはブラッシングをされることに慣れさせることから始めましょう!
ブラッシングを朝と夜に1回ずつするようになってから、部屋に落ちている毛の量が明らかに変わったので試して良かったと思っています!

シャンプ&シャワーで毛を落とす
ブラッシングの習慣のほかにもうひとつ試してみたのがシャンプーケアです。
短毛猫の場合、シャンプーケアは不要とも言われていますが、うには長毛猫。
もともと、シャンプーケアは3ヶ月に1回の頻度で行っています。
しかし、今回ブラッシングだけではどうしても取りきれない毛が残ってしまうこともありました。
そのため、3月初めにシャンプーケアをしたばかりでしたが、4月初めにも全身を洗わせてもらいました。
シャンプーをシャワーで流したあとはしっかりドライヤーで乾かし、湿気を残さないように注意しています!
うにはシャワーが苦手なので、時間をかけずにさっと終わらせるようにしています。
シャンプーケア後は、撫でたときの毛並みが良くなり、手に引っ付いてくる毛の量も減りました!
ブラッシングの頻度アップ+シャンプーケアの2本立てでケアをすることで、毛玉を吐く頻度が確実に減っています!
今後どうなるかはまだわからないし、抜け毛対策はすぐに結果が出るものでもありません。
それでも、毎日のケアの積み重ねが猫の体調を守ることにつながるのだと改めて実感しました。
部屋中に舞う毛への対策
ブラッシングやシャンプーケアを丁寧にしていても、完全に抜け毛を防ぐことはできません。
ここでは抜けて落ちている毛の対策についてご紹介します!
掃除の工夫
落ちている毛の対策をするために、シンプルに掃除の回数を増やしました。
長毛の猫は、一度走り回っただけでふわっと毛が舞い上がり、床や家具、洋服にまで入り込んでしまいます。
うにはあまりないですが、猫によっては落ちているものをなんでも口に入れてしまう子もいると思います。
落ちた毛をうっかり食べてしまい、それが毛球症の原因になることも。
そんな背景もあり、我が家では掃除の頻度を「朝と夕方の1日2回」に増やしています。
使っている掃除アイテム
- コードレス掃除機:気になったときにサッと使えるので、時間を問わず掃除しやすい
- コロコロ(粘着クリーナー):カーペットや布製ソファの抜け毛に特に便利
- ウェットシートモップ:床に貼りついた細かい毛を拭き取るのに活躍
- 空気清浄機:浮遊毛を少しでも減らす
コードレス掃除機や空気清浄機はペットの毛に対応したものを使っています!
掃除を徹底することで、抜け毛の誤飲を防ぎつつ、猫も人も快適に過ごせる環境を保てています!
「ちょっと神経質すぎるかな?」と思うくらいの掃除でも、換毛期の今はちょうどいいのかもしれません。
食事による毛玉対策
換毛期のケアで意外と見落としがちなのが、食事による毛玉対策ではないでしょうか。
ブラッシングや掃除だけでなく、体の内側からのケアも猫の毛玉対策には欠かせません。
特にうにのような長毛種の場合、どうしても毛を飲み込む量が多くなってしまいます。
そのため、飲み込んだ毛を自然に排出できるように、食物繊維が豊富なフードや毛玉ケア用のフードを選ぶようにしています。
我が家では食物繊維を多く含んだドライフードをベースにし、今回新たにウェットフードを少し混ぜて与えることにしました。
ウェットフードを混ぜることにしたのは、
- 食いつきが良くなる(過去に試した経験あり)
- 水分摂取量が増え、排便がスムーズになることを期待
以上2点の理由からです。
毛玉が便と一緒に排出されるようになれば、吐く回数が減ることにつながると考えています!
体の外側からだけでなく内側からのアプローチを取り入れることで、換毛期の不安に立ち向かいましょう!
換毛期を猫との信頼関係を深める時間に
換毛期は、どうしても「掃除が大変」「毛がすごい」「吐いてしまって心配」など、ネガティブな印象が先に立ってしまいがちです。
それでも毎日ブラッシングをし、こまめに様子を見たりしていると、それがいつの間にか猫との大切なコミュニケーションの時間になっていることに気づきました。
ブラッシングのあとにはおやつをあげたり、遊んであげた(もらった?)りすることで、「ケア=いやな時間」にならないような工夫もしています。
その甲斐もあってか、うにはブラッシングをすると身を捩らせて逃げ出す時期のもありましたが、今では気持ちよさそうに目を細めたりするようにもなりました!
こうした日々のケアを続けていく中で、信頼関係が少しずつ深まっているのを感じられるのは、飼い主としてとても嬉しく思います!
まとめ:毛玉対策は体の外と中から!
私たちの換毛期対策はいかがだったでしょうか?
- ブラッシングの回数を1日2回に増やす
- 長毛ならではのケアとしてシャワーも導入
- 掃除を朝と夕方に行い、誤飲を防止
- 毛玉ケア用のフードやウェット混ぜごはんで体の内側から対策
どれも大きなことではないけれど、毎日続けていて確実に効果を感じられています!
猫の換毛期は、嘔吐や毛球症などのリスクもあり飼い主にとっては気が抜けない大変な時期です。
我が家のうにも吐く回数が増えてしまったため、とても焦り心配しました。
それでも、ケアの時間が愛猫との信頼関係を育てるきっかけにもなります。
今回の記事が、あなたと愛猫が換毛期を少しでも快適に過ごすヒントになればうれしいです!
以上、うにパパせなとうにママぽなでした。

これからもいっぱいブラッシングさせてね!

頭と背中ならいいにゃよ

お腹は?

いやにゃ
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