
ブラシはあんまり好きじゃないけど…ちょっとだけなら我慢してあげるにゃ

ありがとう!優しくするから、ちょっとだけ我慢してね!
「猫用のブラシって、どんな種類のものを選べばいいんだろう?」
こんなふうに悩んだことはありませんか?
うにを迎えることが決まったとき、私たちも同じことを考えました。
ブラシ選びに失敗すると、猫がブラッシングを嫌がるようになったり、毛があまり取れず意味のないケアになってしまいます。
私たち自身、最初に購入したブラシは余り毛が取れず、毛が絡まってダマになってしまうこともありました。
今では、毛質・性格・使う目的に合わせてブラシを使い分けるようにしており、うにの機嫌を確認しながらであれば、ある程度嫌がらずにケアをさせてくれるようになりました!
この記事ではその体験をもとに、猫の負担を減らしつつ、飼い主もケアがしやすいブラシの選び方と使い方を紹介します!
「うちの子にぴったりのブラシを見つけたい!」という方のヒントになれば幸いです!
猫にブラッシングは必要?
猫は自分でグルーミングをする生き物です。
それでも、飼い主の手によるブラッシングは猫の健康を支えるための大事なケアであると言いきれます!
春になり、初めて冬毛からの換毛期を迎えたうには、毎日ブラッシングをしていても吐く頻度が増えてしまいました。
春の換毛期対策に色々と試していて、ブラッシングをする時間も増やしました。
それからはうには一度も吐いていません。
実際に吐かなくなったことから、ブラッシングをすることの意味は確実にあると実感できました。
また、ブラッシングは毎日の健康チェックとスキンシップの時間であるととらえることもできます。
- 顎ニキビ
- 怪我
- 脱毛
- 異常体温
などの、異変があればすぐに気づくことができるようになると思います!
実際、顎ニキビや部分脱毛にすぐに気づけたこともありました。
このように抜け毛対策・毛球症予防・皮膚のケアの意味でも、正しいブラッシングはとても重要なケアになります。
うにのような長毛猫の場合や、換毛期にはできるだけ毎日のブラッシングをしてあげて愛猫の健康を支えてあげましょう!
猫用ブラシの種類と特徴
猫用ブラシにはさまざまな種類がありますが、1本ですべての事情に対応することは難しいのが実情です。
毛質や性格、使う目的に合わせてブラシを使い分けることが、猫にも飼い主にも無理のないケアにつながります。
私たちも、うにのケアには2種類のブラシを使っています。

それぞれの役割はまったく違い、目的に応じて使い分けています。
ファーミネーター(写真左)は抜け毛対策のエースです!
アンダーコートをしっかり取り除くことができるので、日々のケアには欠かせません。
ただし、よく毛が引っかかる反面、引っかかりが強すぎてうにが悲鳴を上げることもありました。
そのため、なるべく力を入れず、ブラシの重みを利用して、やさしく撫でるように使っています!
ファーミネーターのケア後に使っているのがスリッカーブラシ(写真右)です。
ファーミネーターで浮いた毛を絡め取って、毛並みを仕上げる役割があります。
うにはスリッカーブラシによく噛みついてこようとするため、慎重かつ素早く処理するようにしています。
現在は、ラバーブラシとコームの購入も検討しています。
ラバーブラシは柔らかく、マッサージ効果も期待できるので、嫌がる子にも使いやすいと評判です。
また、コームは細かい毛玉やもつれを丁寧に解きほぐすためのツールで、足まわりやお尻などの部分ケアに向いていると評判です。
いくつか候補を見つけてあるので、購入したら使用感を紹介する予定です!
毛質・性格・目的別の選び方
ブラシの選び方に悩んだ場合、
- 毛質
- 性格
- 目的
上記3つの視点から考えることをおすすめします!
うにのような長毛猫は毛が絡まって毛玉になりやすいため、ファーミネーターやコームのようなしっかりとアンダーコートを取り除けるタイプが効果的です。
また、触られるのが好きな子なら問題ありませんが、うにのように「お腹はNG」「気分が乗らないとパンチ&蹴り」というタイプの子もいます。
そんな場合には、柔らかい素材のラバーブラシや、静かな環境で短時間だけ使えるピンブラシから慣らしていくことをおすすめします!
私たちは、うにの機嫌に合わせながら、ファーミネーターを使った後にスリッカーブラシを使ってブラッシングをしています。
猫の個性に合わせた柔軟な選び方こそが、ブラッシングをストレスのない“習慣”に変える第一歩になるはずです!
我が家のブラッシング実例
ここからは、我が家の愛猫「うに」にブラッシングをするときの様子を、実際の流れに沿ってご紹介します。
うには長毛で、抜け毛が多くなる換毛期には特に注意が必要です。
現在は、ファーミネーターで抜け毛をしっかり取り除き、そのあとスリッカーブラシで浮いた毛を取り、毛並みを整えるという2段階のケアを行っています。
換毛期は、朝と夜の1日2回、それ以外の時期でも1日1回はブラッシングするようにしていますが、1回の時間は短いです。
というのも、うにはお腹や足まわりを触られるのが苦手です。
無理に続けると鳴いたりパンチをされたりするので、少しでも不快そうな素振りを見せたら、その日は深追いせずに手を引くようにしています。
無理に続けることで信頼関係を壊してしまうより、「やらない選択」をするほうが長い目で見て良いと考たからです。
以前、毛のひっかかりを無理に引っ張ってしまい、うにが大声で鳴いてしまったことがありました。
その失敗をきっかけに、「力を入れないこと」「嫌がられたら素直にやめること」を徹底するようになりました。
今では、うにが自分から近づいてきたときに膝の上でそっと始めるというスタイルが定着。
パソコン作業中の“ネコハラタイム”に、リラックスしながらのケアができるようになりました。
とはいえ、換毛期にはそれでも抜け毛が追いつかず、1日1回のブラッシングでは吐いてしまったこともありました。
その経験から、1回の時間よりも「こまめに何回かに分ける」方が効果的だと感じています。
大切なのは「猫のペースに合わせて、無理なく続ける」こと。
うにも最初はブラッシングを嫌がっていましたが、今では目を細めて喉を鳴らすようになりました!
猫がブラシを嫌がるときのコツ
猫にとってブラッシングは必ずしも気持ちのいい時間ではないこともあります。
うにもお腹や足まわりを触られるのが苦手で、慣れていないころはすぐに怒っていました。
では、嫌がる猫にどうやって慣れてもらえばいいのでしょうか。
まずは「1日1本、撫でるだけ」から始めるのがおすすめです!
最初からしっかりとかそうとせず、「ブラシ=怖くないもの」だと覚えてもらうことを第一歩にしましょう!
リラックスをしているとき(膝の上に乗ってきたときや、うとうとしているとき)にやさしく試してみてください。
また、嫌がったらすぐにやめることも大切です。
ブラッシングを無理やり続けて、嫌なことをされる時間だと覚えられると今後ますますブラッシングがしにくくなってしまいます。
我が家では、おやつをごほうびとしてセットにすることもあります。
「これをされたらいいことがある!」と思ってもらえるだけで、猫の反応はぐっと変わります!
ブラッシングは、猫との信頼関係が土台にあるケアです。
焦らず、少しずつ慣れてもらうことで、ブラッシングよ嫌がる子もうにのようにブラッシングを受け入れてくれるようになるはずです!
まとめ:適切なブラシで健康を守ろう!
ブラシの種類 | 特徴 | おすすめ毛質 | 使いどころ |
---|---|---|---|
アンダーコート除去ブラシ | アンダーコートをごっそり除去 | 長毛・短毛(専用タイプあり) | 換毛期のメインケア |
スリッカーブラシ | 表面の毛玉・もつれをほぐす | 中毛〜長毛向き | 日常ケア・毛玉対策 |
ピンブラシ | 毛並みを整える・慣らしやすい | 長毛向き | ブラッシングの仕上げ・リラックス用 |
ラバーブラシ | 柔らかくマッサージ効果あり | 短毛〜中毛向き | 嫌がる子・シャンプー時 |
コーム | 細かいもつれや毛玉を丁寧に処理 | 長毛向き | 部分ケア・仕上げ前後 |
表にあるように、猫用ブラシにはさまざまな種類があり、それぞれに得意な役割があります。
大切なのは、「うちの子に合う1本」を探すのではなく、毛質や性格、使いたい場面に合わせて“使い分ける”ことです。
我が家では、抜け毛をしっかり取るためのファーミネーターと、仕上げにスリッカーブラシを併用しています。
嫌がるときは無理に続けず、その日の気分やタイミングを大事にすることで、少しずつ慣れてきました!
ブラッシングは、毛球症や皮膚トラブルを防ぐだけでなく、猫の変化に気づくきっかけにもなる大切な習慣です。
今回の記事が猫のブラシの選び方やブラッシングを嫌がる猫の飼い主さんのお力になれれば幸いです!
以上、うにパパせなというにままぽなでした!

最近、ブラッシングがちょっと気持ちいいにゃ!

いいねぇ。じゃあお腹いくよ!

調子に乗るにゃ!
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