
ゴロゴロ…

また脇下に毛玉できてる…
バリカンでトリミングチャレンジしてみるか〜

……?
毎日ブラッシングをしていてもできてしまう、愛猫の“毛玉”。
特に長毛猫の飼い主さんは、お腹や脇下などの毛玉に悩まされているのではないでしょうか?
我が家でも同じ悩みを抱えており、愛猫『うに』に自宅でのトリミングケアをすることになりました。
バリカンを使ってのトリミングで、最初はうまくいってたものの、結果は失敗に…
そこで本記事では、
- トリミングをすることになった経緯
- トリミング失敗の原因
- 失敗から思う反省点
の上記3つについてをお伝えします。
愛猫への自宅トリミングケアを考えている飼い主さんは、私と同じ失敗をしないためにも、ぜひ最後までご覧ください!

自宅でのトリミングを決意した理由
『うに』は長毛タイプのマンチカンで、お腹、特に脇下はブラッシングが届きにくく、あっという間に毛玉ができてしまいます。
最近も脇下の毛玉を取ろうとしましたが、やっぱりブラシは届かないことがありました。
その時は、『うに』が落ち着いていたのでハサミですぐに対処ができましたが、皮膚を傷つけてしまわないかと少し怖かったです。
そして、そんな怖い思いを乗り越えて処理をしても、またすぐに毛玉が発生してしまいます。
それを「なんとかしたい!」と思ったことが、自宅でのトリミングを決意した最大の理由でした。

トリミング初挑戦!そして失敗へ…
自宅でのトリミングケアを決めた私、こと『せな』。
ここではその準備と実際の様子をお伝えします。
トリミング前の準備
いきなりトリミングを始めると、失敗することは火を見るよりも明らかでした。
トリミングをする日を決めて、実行日の朝にバリカンを充電し、いつでも使えるように。
また、『うに』が落ち着いているタイミングを狙ってブラッシングを行い、毛の絡まりをしっかりと梳かしました。
最後にブラッシングにより少し興奮した『うに』を、撫でて落ち着かせれば事前準備の完了です。
いざ、トリミング開始!
事前準備が終われば、いよいよトリミングの開始です。
怪我をさせないように、バリカンは皮膚と平行に、撫でるようにそっと刈り込んでいきました。
ボディのカットは順調で、「我ながらうまくいってるな😎」と調子に乗った飼い主『せな』。
「尻尾の毛も短くしよう!」と、軽い気持ちでバリカンを当てたことが間違いでした。
それまで、大人しく毛を刈られていた『うに』が急に尻尾をブンブン振り回し始めたのです。
「あっ!」と思う間もなく刃が根元まで潜り込み、その部分だけごっそりはげてしまいました…
どうするかを悩んだ結果、全体のバランスを考えて尻尾をライオンスタイルにしたというわけです。

また、ボディの毛も左右のバランスが少し悪いと思ったので再度バリカンを入れました。
このときにも、『うに』が動いてしまい1か所だけかなり短くなってしまいました…

『うに』の毛玉が心配でトリミングをしたのに、今度は舐め壊しを心配するハメに…
自宅でのトリミングケアが難しいことを痛感した1日になりました。

ごめんね
でもしっかり可愛いよ
愛猫へのトリミング失敗から得た4つの教訓
ライオン尻尾になって数日、心配していた舐め壊しも起きていないようでようやく一安心。
一息ついたことで、今回の失敗を見つめ直すことができました。
- 失敗しても深追いしない
- 複数人で役割分担をする
- “やらない”部位があってもいい
- “動物病院” や “サロン”に頼む
これら4つの教訓について、そう思った理由とともに少し詳しくお伝えします。
① 失敗しても深追いはしない
愛猫へのトリミング失敗で痛感したのは、“失敗した部位を深追いし、周りを刈り揃える必要はまったくなかった”ということでした。
理由は、“毛が短い範囲の広がりが、猫にとってストレスになることもあるから”です。
ストレスが増加するとグルーミングの頻度が増え、舐め壊しの発生にもつながりかねません。
一度、舐め壊しを起こしてしまうと、「治りかけ→舐めて怪我」を繰り返し、完治に1ヶ月以上かかることだってありえます。
このような二次トラブルを避けるためにも、“失敗は深追いせず、その部位を最小限にとどめるべきだった”と反省しました。
② 複数人で役割分担する
今回の失敗の原因の1つに、飼い主が1人でトリミングをしたこともあると感じています。
私のように慣れない人が1人でトリミングをすると、猫の急な動きには対応しきれないことがほとんどなのではないでしょうか。
私は今回のことで、「動きを抑える係とバリカンを扱う係の複数人で作業すべきだったなぁ…」と、あとから反省しました。
自宅でのトリミングを考えている方は、できれば家族やパートナーに協力をお願いし、役割分担して挑戦してみてください。
③ “やらない”部位があってもいい
尻尾のように少しの刺激にも反応して動いてしまう部位は、“やらない判断をする”ことも大切だと思いました。
今回のトリミングではたまたま無事だっただけで、動き方によっては怪我をさせていたかもしれません。
そのため、尻尾に限らず、愛猫の安全を最優先に “やる” か “やらないか” を判断することをオススメします。
せな<そもそも尻尾に毛玉ができたことがないので、トリミングする必要がなかったのかもしれません…
④ “動物病院” や “サロン”に頼む
「どうしても自分でやるのは不安だ…」と感じたら、無理せず動物病院やトリミングサロンに相談するのも良い方法です。
動物病院は健康上の問題も含めた相談ができ、必要に応じてカットもしてくれることがあります。
一方、見た目の仕上がりを重視するなら、猫に対応しているサロンにお願いすることもありだと思います。
また、病院やサロンによっては条件付きの場合もあることから、事前に問い合わせておくと安心できるはずです。
まとめ:自宅トリミングは安全を最優先に
我が家の自宅トリミング初挑戦はいかがでしたか?
尻尾をライオン化させてしまうトラブルはあったものの、ケガをさせずに済んでよかったと思っています。
最後に失敗から得られた教訓のまとめです。
- 失敗しても深追いしない
- 複数人で挑む
- 無理な部位はやらない
- 不安ならプロに頼る
今回の失敗の最大の原因は、失敗の深追いをしたことにあると思っています。
多少見た目が悪くても怪我から守ることを優先して、失敗を広げない判断をするべきだったと思いました。
幸いトリミング後の『うに』は舐め壊しを起こすことなく、気ままに元気に過ごしてくれています。
これから自宅でトリミングを考えている方も、無理をせず安全第一で、愛猫の気持ちと健康を最優先にケアしてあげてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
うにの飼い主『せな』

なんかスースーするにゃ

うっ…

まぁでもどうでもいいにゃ
寝るにゃ

(ほっ…)
次はもっとうまくやるからね
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