愛猫の手術費にどう備える?門脈シャント闘病から学んだ金額目安と備え方

短足猫の健康ケア
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本記事は著者の実体験に基づく費用記録です。
記載の金額・保険給付は2024年当時のもので、病院・地域・契約条件により異なります。
医療判断は必ず獣医師へ。保険・クラウドファンディング等の記述は契約や投資の勧誘ではありません。
加入・申込の可否や条件は必ず最新の約款・規約をご確認ください。

こんにちは。『うに』ぱぱの『せな』です。

もし、愛猫に病気が見つかったら、治療費がどれぐらいかかるのか考えたことはありませんか?

猫の治療費は人間のような国民皆保険がないため、どうしても高額になりがちです。

私の経験上、いざというときに慌てないためには普段から備えておくことが重要になります。

そして、私が考える最もおすすめな治療費の備え方は、ずばり貯金。

実際に、私たちにはある程度の余裕があったから、愛猫『うに』に納得のいく治療を受けさせてあげることができました。

今回は、その経験から手術をするような病気の治療費とその備え方について、私たちなりの考えをお伝えします。

記事を読めばわかること
  • 猫の治療費の目安
  • 筆者が考える治療費への備え方
うにろぐ編集部

・ぽな(うにママ)|監修・デザイン
・せな(うにパパ)|執筆

『うに』の病気がきっかけで、猫の体調や環境づくりについて学び、猫検定初級に合格

スマートホーム歴5年の知識を活かし、
・温湿度管理の自動化
・外出中の見守り

など、人も猫も暮らしやすい部屋づくりを実践・発信します

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実体験から考える、手術が必要な病気に備えたい費用の目安

私たちは、『うに』の門脈シャント闘病を経て、治療費の備えを100万円と設定しました。

そう考えた理由は次の2つです。

私たちが愛猫の治療費を備えている理由
  • 私たちの場合(門脈シャント)は総医療費が約100万円だったから
  • いつ病気が発覚するかわからないから

金額もさることながら、このいつでも払えるようにという部分も同じくらいに大切だと考えています。

なぜなら、猫との普段のコミュニケーションでは病気に気付けないことが多々あるからです。

実際に、門脈シャントが発覚したときがそうでした。

大切な愛猫の命はお金には変えられません。

だからこそ、お金で解決できる可能性が少しでも上がるのなら、より納得できる治療を受けさせてあげられるよう備えておくべきだと思っています。

愛猫のために普段からできる治療費の備え方

普段から備えておきたい治療費の目安について、私個人の考え方を伝えました。

次はその備え方について私の考えをお伝えします。

治療費を準備する手段
  • 手段①:貯金
  • 手段②:ペット保険
  • 手段③:クラウドファンディング

この3つの手段について、私がおすすめする順に紹介します。

手段①:貯金

「何を当たり前のことを…」と思われる方もいるかもしれませんが、私はやっぱり貯金がベースだと思っています。

もちろん、個人やご家庭の都合からそれが難しい場合があるということは承知のうえです。

それでも、貯金を一番にオススメするのには理由があります。

治療費の備えに貯金を一番におすすめする理由
  • 飼い主の心に余裕が生まれる
  • 保険は後日給付の場合もある

ただでさえ、飼い主に余裕がないときに愛猫に病気があることが発覚したら?

心の余裕が余計になくなることは言うまでもないことだと思います。

また、保険に加入していても、窓口では一旦全額負担になる場合もあります。

さらに、後日振り込みの場合、

  • 診断書
  • 領収書
  • 申請

が必要になることも。

貯金で治療費を賄える場合、保険を申し込むにしても余裕をもって作業ができるようになるでしょう。

だからこそ、飼い主である私たちが心に余裕を持つためにも、貯金で治療費を準備することを最もおすすめとさせてもらいました。

手段②:ペット保険

治療費の備えを貯金で賄うことができない場合、ペット保険にの加入が考えられます。

私たちも門脈シャントの治療には保険を活用し、非常に助けられました。

一方で、ペット保険には注意しなければならないことも。

ペット保険の注意点
  • 保険が適用されない場合もある
  • 加入条件を満たしていないと入れない

『うに』の場合は保険加入後に先天性疾患が見つかったため、保険適用となりました。

それは、裏を返せば保険適用前にわかっていたことに対しては保険適用外になる場合もあるということです。

また、治療に未承認の薬を使う場合や試験的な治療を行う場合についても注意が必要です。

出典:猫のFIPと保険適用について知っておくべきポイント

いずれにせよ、保険の加入を考えている場合には、加入・保険適用要件をしっかり確認してから加入するようにしましょう。

手段③:クラウドファンディング

先にあげた2つの手段がとれない場合の最終手段として、クラウドファンディングによる治療費の募集が考えられます。

しかし、この方法にもやはり、気をつけなければならないことがあります。

クラウドファンディングの注意点
  • 1円でも目標が達成できない場合、支援金が支払われない場合がある
  • 支援サイトへの手数料分減額される場合がある

出典:READYFOR 利用規約

※リンクは情報提供のみを目的としています。適用条件や規約は必ず最新の公式情報をご確認ください。

そもそもクラウドファンディングで治療費を集めることの是非を問われることもあり、私自身思うことがあるのも事実です。

その一方で、私ができないような活動をしており、どうしても助けが必要な場合があることも理解しています。

私も何度か支援させていただいたことも。

非常にデリケートな問題を抱えていることから、利用する場合には、

  • 規約をよく確認する
  • 傷つくかもしれない覚悟をもつ

ということは忘れないようにしましょう。

まとめ:猫の治療費は高額になりがち、普段から準備しておこう

愛猫『うに』の闘病経験(門脈シャント)から考える、手術を伴う病気を想定した、治療費の目安とその備え方についてお話ししました。

私たちの場合は、門脈シャントの治療費総額が100万円を超える金額だったことから、その備えを100万円と設定し準備しています。

また、私が考える治療費の備え方は以下のとおり。

治療費の備え方まとめ
  • 貯金
  • ペット保険
  • クラウドファンディング

一番柔軟で確実なのはやっぱり貯金だと思っています。

『うに』の門脈シャントは保険適用となり、助けられました。

でも、もしそうなっていなかったらと思うと、今でもゾッとします。

愛猫が病気になったときに、納得のいく治療を受けさせてあげられない。

それは飼い主にとっても、とても辛いことだと察するに余りあります。

だからこそ、そうならないようにするためにも、普段から備えておき、いつ“いざ”というときが来ても大丈夫なようにしておきましょう。

私たちの実体験が愛猫を守る準備の参考になれば嬉しいです。

以上、『うに』ぱぱ『せな』でした。

本記事は著者の体験記であり、一般的・個別の助言を目的としません。
医療や保険・クラウドファンディング等の判断は、必ず獣医師・各社の最新約款/規約でご確認ください。

初出:2025-08-19|最終更新:2025-08-19

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