
ふぁあーあ…

うにちゃん口からお魚のにおいがするよ?

気にするにゃ

今日から歯磨きしよっか

こいつら嫌なことばっかりしてくるにゃ…
猫の口が臭い。
こう思ったことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
猫は比較的に虫歯になりづらいと言われていますが、歯垢が貯まると歯石になり、歯周病などのリスクが高まります。
猫も人間と同じで、歯(口腔内)を綺麗に保つことが、猫の健康を保つことにつながります。
また、歯磨きを毎日行うことで、口内炎や癌などの口腔内の異変も早期に発見できる可能性が高まります。
でも、猫は人間と違いおとなしく歯磨きをさせてくれません。
実際、我が家のうにも歯磨きを嫌がります。
そのため、今は「歯磨きおやつをメインにしつつ、毎日少しずつブラシに慣れさせる。」
という手順を踏みながら、歯磨きおやつの卒業を目指しています!
この記事では、
- 猫の口臭
- 猫が歯磨きをさせてくれない
- いつから歯磨きを始めたらいいのか
など、私たちが実際に経験した悩みから、現在、実践している猫の歯のケアについて紹介します!
猫の歯磨きいつから始める?
猫の歯磨きは、できるだけ早く(子猫のうちから)始めるのが理想です。
なぜなら、成猫になってからでは口元を触られることに慣れにくく、歯磨きそのものを強く嫌がってしまうことが多いからです。
私たちがうにに歯磨きの練習を始めたのは、生後半年を過ぎた頃でした。
この時期にはすでに警戒心も強くなっていて、歯ブラシを見せると逃げてしまったり、口元に触れるだけで嫌がったりとなかなかうまくいきませんでした。
それから半年が経ち、うにも1歳を過ぎましたが、いまだにまともに歯磨きをさせてくれず、日々試行錯誤が続いています。
だからこそ、これから猫の歯磨きを始める方には、「できるだけ早いうちから慣らす」ことを心からおすすめします!
猫が歯磨きをさせてくれない!そんな時は?
猫が歯磨きを嫌がるのは、当たり前のことです。
歯磨きは猫にとって自然な行動ではなく、口の中に異物(歯ブラシ)を入れられるのはとてもストレスになるからです。
特に、成猫になってから歯磨きを始める場合は、口まわりに触られること自体に抵抗を示す子も多く、「うちの子だけできない…」と悩む飼い主さんも少なくありません。
我が家のうにもまさにそのタイプでした。
歯ブラシを見せただけで距離をとり、口元に触れようとすると身をよじって嫌がる。
無理やり押さえてやろうとすれば、関係が悪くなるのは目に見えていたので、無理には進めませんでした。
その代わり、「まずは触られることに慣れてもらう」ことを目標にしました。
具体的には、
- 最初のうちは歯磨きは一切せず、口まわりを軽くなでる
- 唇を少しだけめくる練習をする
- 猫用の歯磨き粉をつけた歯ブラシを舐めさせて、歯ブラシへの抵抗感をなくす
- 機嫌のいいときに、短時間、一部分だけでも歯磨きをして褒めて、ごほうびのおやつをあげる
- 嫌がるときには無理して続けず、すぐにやめる
この繰り返しです。
今でもまだまだうまくいかないときもありますが、少しずつ歯を磨かせてもらえるようになってきました!
最初から完璧を目指す必要はありません!
猫にとって歯磨きを「イヤなこと」にしないことが、何より大切です。
焦らず段階を踏めば、いつかきっとできるようになるはずです!
歯ブラシが無理なら、まずは“触ることに慣れさせる”ことから。
おやつだけの日があってもOKだと思います!
続けること、信頼関係を崩さないことを最優先に、ゆるく取り組んでみてください!
歯磨きおやつ、うちではこう使ってます!
歯ブラシが難しい場合、歯磨きおやつはとても頼りになる存在です!
なぜなら、おやつで遊びながら歯の表面をこすったり、唾液の分泌を促すことで、口内環境のケアがある程度できるからです。
もちろん「歯ブラシの代わり」とまではいきませんが、「なにもケアをしない」状態とは雲泥の差。
歯磨きがまだ難しい猫にとっては、入り口としても非常に優秀です!
わが家のうにも、今はまだ歯ブラシでしっかり磨けるほどではないので、歯磨きおやつがケアの中心になっています。
最初は「ほんとに効果あるの?」と半信半疑でしたが、実際にあげてみると、意外としっかり噛んでくれて、歯の表面がこすれる感覚もありました。
獣医師からも健康診断において、歯の状態も悪くないとお墨付きをもらえたのでしっかり効果はあると思います!
ただし、メーカーによって硬さや形状がかなり違うので、歯磨きおやつを使ってみたい!と考えている方は、猫の好みに合うものを何種類か試してみてください!
私たちは、いくつか試してみた結果
- メーカーによる味の好みはなさそう
- 柔らかいと一噛みでちぎられる
上記の観点から、ドギーマンハヤシ株式会社より販売されている「猫ちゃんホワイトデント ストロング」を使用しています!

もちろん「おやつ=虫歯のリスク」と不安に思う方もいると思います。
しかし、最近の歯磨きおやつは成分にも配慮されているものが多く、使用頻度にさえ気をつけて入れば安心して使えるものがほとんどです!
つまり、歯磨きおやつは“やらないよりずっといい”口腔ケアの選択肢になります!
歯ブラシが難しい猫にとって、まずは“やれることから始める”という意味でも非常に有効です。
ケアのハードルを下げつつ、少しずつ歯磨きへのステップアップにつなげていくためにも、歯磨きおやつを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめのケアアイテムと、うちで使っているもの
猫の歯のケアには、“続けやすいアイテム”を見つけることが何よりも大切です。
歯磨きの習慣化には時間がかかります。
だからこそ、猫が嫌がらずに受け入れてくれて、飼い主にとっても扱いやすいアイテムを選ぶことが、ケアを長く続けるためのポイントになります。
わが家では、メインの歯のケアに歯磨きおやつを使っています。
中でも、ドギーマンハヤシ株式会社より販売されている「猫ちゃんホワイトデント ストロング」を愛用しています。
- メーカーによる食いつきの違いがない
- 一噛みで噛み切られないほどよい硬さのものが良い
の2点から、こちらの歯磨きおやつを選びました。
やわらかめの歯磨きおやつも試しましたが、うには一噛みで噛み切ってしまうことが多く、「これじゃ歯に当たる時間が短くて意味がないかも…」と感じていました。
その点、「猫ちゃんホワイトデント ストロング」はしっかりした硬さがあるため、噛む動作が自然と増え、歯にこすれる感覚もあるのが良いところです!

一方で、歯磨きシートも一度試しました。
指に巻き付けて使うタイプで、歯の表面を優しくこするのに便利でした。
しかし、うには指を口に入れられるのがかなり苦手で、何度か挑戦してみたものの、強く嫌がったため、早々に使用を断念しました。
また、よくおすすめされるアイテムとして指サック型の歯ブラシもあります!
やわらかい毛で猫の口にやさしく、歯ブラシへのステップアップアイテムとして使っている方も多いようです。
我が家ではまだ試したことはありませんが、歯ブラシによるケアが進まなくなってきたら、試してみたいと思っています!
このように猫の歯のケアには様々な手段があります。
その中から、“うちの子に合うかどうか”を基準にアイテムを選ぶようにしましょう!
人気の商品でもうちの子に合うかどうかはわかりません。
我が家でもまだまだ試行錯誤の途中ですが、うにと一緒に色々試しながら、「これなら続けられそう!」と思えるアイテムを少しずつ増やしていってます!
無理なく続けられるものを見つけてあげて、少しずつでも歯のケアに慣れさせていきましょう!
まとめ:完璧でなくとも、少しずつ続けよう!
今回は、私たちの体験から猫の歯のケアについて紹介させてもらいました!
猫の歯のケアにおいて大切なのは、完璧さよりも、毎日少しずつでも続けることです!
猫にとって歯磨きは本能的に嫌なことです。
それを毎日続けて慣れてもらうのは、簡単なことではありません。
実際、うにも1歳を過ぎてもまだ歯ブラシによるケアはほとんどできていません。
でも、だからといって諦めるのではなく、「できることから少しずつ毎日」続けています!
- おやつを活用する
- 口周りを触る
- 歯磨きグッズに慣れさせる
など、ほんの小さなステップでも、毎日続けることで確実に前進していると感じます!
歯磨きは“完璧を目指すもの”ではなく、“習慣にするもの”。
猫との信頼関係を守りながら、焦らず、ゆるやかに続けていくことで、いつかきっと「できるようになる日」がやってきます!
私たちも、うにと一緒にまだまだ歯磨きチャレンジの途中です。
この記事を読んでくれた飼い主さんもぜひ、自分たちのペースで一歩を踏み出してみてください!
以上、うにパパせなとうにママぽなでした。

おやつは美味しいのににゃぁ
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